刺身AIロボット
中国で開催されたAIロボットの見本市や競技会が話題になっていますね。走る、跳ぶ、踊るなどの動作には優れるロボット達も、調理や服を畳むといったソフト(?)な作業には、まだ、あせあせ(汗汗)と悪戦苦闘しているような感じで、やはりAIにも得手不得手があるのだなと少し安心していましたが、そのような状況もすぐに変わっていくのでしょう。
今回ご紹介するのは、ノルウェーの研究チームによる「刺身ロボット」についての論文です。3つのロボットがそれぞれ独自に、かつ、必要に応じて共同で、刺身用の柵の形と位置を整え、包丁で刺身を切り出し、刺身をプレートに並べていきます。
形状が安定しない柔らかな柵を整え、柵に対する包丁の進入角や切断軌道・動作を制御して、切り出した刺身を優しくつまんで並べる。この一連の作業の様子を、論文最後半の補足情報(supplementary information)で紹介されている動画で確認できます。初めに材料となる柵を放り投げ入れる場面には、びっくりですが。
まだ職人さんの域に達しているわけではありあませんが、将来、洗練されたロボットが私たちの前に現れることは間違いないでしょう。お刺身やお寿司をAIロボットにお願いする時代が必ず来ると思います。また、論文の考察でも論じられていますが、人が加工や調理の作業を行えない状況でも、代わりに作業できるというメリットは、ロボットにしかない/ロボットだからこその、大きなものだと思います。
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