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World Aquaculture 2022 Singapore

コロナで2年延期されていたWorld Aquaculture Societyの大会がシンガポールで開催され、魚ではバラマンディ(アカメ)、ナマズ、ティラピア、コイ、甲殻類ではバナメイ、ブラックタイガー、テナガエビ、マッドクラブ(ガザミ)などアジアの養殖対象種について幅広い分野での刺激的な知見が紹介されました。日本からの参加者はほぼなく、アジアの養殖研究/産業における日本のプレゼンスの行方が心配になりましたが、やはりこのような機会に各国/各地からの生の情報に触れ自身をアップデートすることが心身→仕事の活性化には欠かせませんね。 World Aquaculture Singapore 2022 - Singapore | World Aquaculture Society | World Aquaculture Society Meetings WORLD AQUACULTURE Singapore 2022 will be held in Singapore with involvement from countries throughout the Asian-Pacific region and around the world. Aquaculture is rapidly growing in the Asian-Pacific region and increasingly being integrated into the Singapore food systems; therefore 2020 is the perfect time for the world aquaculture community to focus on Singapore. A major international trade show at WORLD AQUACULTURE 2020 is the place to learn about the latest

ISFNFとコロナと若い人

6月にイタリア・ソレントで開催される 第20回ISFNF (XX INTERNATIONAL SYMPOSIUM ON FISH NUTRITION AND FEEDING)の プログラム が公開されました。生理と栄養要求のセッションが2つ、育種と仔稚魚栄養のセッションが2つ、飼料添加物と機能性飼料のセッションが2つ、栄養学的給餌戦略のセッションが2つ、栄養と魚類健康のセッションが2つ、飼料製造と養殖生産物の品質のセッションが1つというようななかで、代替タンパク源と代替脂質源については比較的多い3つのセッションで構成されています。演題をみますと現在の潮流をダイレクトに反映して、養殖副産物由来の油脂の利用性、微細藻類油脂による魚油の完全代替、昆虫ミールと油脂、そしてその昆虫のエサや、酵母タンパク、陸上動物タンパクなどに関する発表であり、もはや大豆、トウモロコシ、小麦など植物性タンパクのお話はほとんどでてきません。自国での養殖のエサ(の原料)は自国で賄うという急激な流れの一端でもあり、世代の差を感じている時ではないということなのだと思います。 一方で別の観点から気になるのは、日本からの参加者がみあたらない点です(プログラム上では発表者の氏名でしか判断ないのですが)。大学や公的機関の教員、職員もそうなのですが、それよりもむしろ、院生、博士研究員、企業のなどの若い人がこのような場に来ることができなくなっていることが心配で、日本における魚類栄養・飼料の研究分野の将来を考えればかなり痛いように感じます。おそらくコロナの関係で仕方がないところもあったのでしょうが、ルールを守りさえすればおおよそ自由に海外渡航ができるのが現状ですし、これは誰もがやっていることでもあって、もちろん若い人達も充分に大人なので出来る(ように努めなければならない)はずです。そこでの彼女/彼らの経験と、そこで築いた人とのつながりが、10年後のあなたの会社、機関、大学の発展と、そしてもちろん彼女/彼ら自身に必ず活きると断言できます。ですので、誤解を恐れずに言えば、「コロナだからやめろ」というようなことではなく、abstractは締め切っていますので発表は無理なのですが、「せめて参加するだけでも」と思っている若い人がいるのであれば、ぜひ行かせてあげましょう。彼ら/彼女ら自身の研究・勉強人生でもあります。 大...

INTERNATIONAL SYMPOSIUM ON FISH NUTRITION AND FEEDING

INTERNATIONAL SYMPOSIUM ON FISH NUTRITION AND FEEDING 韓国・プサンで予定されている 第19回2020年大会 がコロナのため今年の12月に延期になっているなか、 第20回2021年大会 が6月にイタリア・ソレントで開催されることが決まったようです。韓国での再延期はなく、2022年はイタリアに当番が移るということでしょう。基本的に2年に1度開かれる大会で、科学・学術色が強く大学や公的機関の研究者メインのものというイメージを持たれる方も多いようですが、産業的にも意義のある研究発表も多く、また実際のところ産業界からの参加者も多い大会でもあります。「FISH NUTRITION AND FEEDING(魚類栄養と給餌)」というシンプルな大会名ですが、扱われるトピックスはwebページに掲載されているパンフレットのリスト(下記)にあるように重要な分野をカバーしています。もちろんエビについても多く扱われるでしょう。来年はwithコロナが進んで日本からも多くの方が参加されればと思っています。 ・生理および栄養要求 ・飼料代替タンパク源 ・飼料代替脂質(油脂)源 ・飼料添加物および機能性飼料 ・栄養と健康 ・栄養と育種 ・飼料製造技術と飼料原料 ・栄養と給餌戦略の実用的運用 ・栄養学的モデルと精密給餌 ・栄養と製品の質 ・仔稚魚の栄養と給餌