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離乳食としてのブリ

赤ちゃんの離乳食にブリはいかがでしょうか? お母さんのお魚摂取とお子さんの発達との関りについて紹介した先日の投稿の続きのように偶然にもなってしまいますが、EPAやDHAだけでなくタンパク質やミネラルに富むブリは赤ちゃんの発育をサポートします。赤ちゃんへの料理でここまで手の込んだものを?とぱっと見で思ってしまいましたが、赤ちゃんへということは同時にお母さん、お父さん、兄弟姉妹、おじいさん、おばあさんも一緒にということですね。 こうやってブリで健康に育った赤ちゃんが、さらに大きく成長する過程でもブリを食べてくれ、大人になってもブリを食べてくれて、そして自分の子供たちにもブリを食べさせてくれる。こういう循環を生み育んでいくことも水産養殖の持続的発展には欠かせないことだと思います。買い物に行くと必ず鮮魚コーナーにしばらく留まり様子をみますが、お子さんに魚を選ばす親御さんが意外と多いことに気づきます。「サーモン!」と言うお子さんが多いなかで、「ブリ!」と言ってくれるお子さんをどう増やしていくか?まずは赤ちゃんに食べてもらうように工夫することも大切なのでしょうね。 ここでは「ブリ」でしたが、もちろん同じことがマダイなど他の魚にもあてはまると思います。 離乳食のブリはいつから?下処理や冷凍方法、後期・完了期レシピ【管理栄養士監修】 脂がのったブリはとてもおいしいものですが、赤ちゃんもブリを食べることができるのでしょうか。今回は、離乳食でブリを取り入れる際の注意点や開始時期の目安などを解説します。赤ちゃんもほかの家族もみんなで楽しめるブリのおすすめレシピ、ぜひお試しください。

EPAとDHAの力

以前「脳」の研究者に会ったとき、彼から「人の祖先が大移動で海にたどり着かず、そこでEPAやDHAを含む魚介類を食すことがなかったら、人類の発展はなかった」と聞いたことを思いだしました。 お母さん、お子さん8万人の大規模調査です。お母さんの魚の摂取量が多いと、お子さんの「微細運動」、「問題解決」などの力の発達が遅れにくくなるとのこと。やはりEPAやDHAがプラスに働くファクターのようです。今を生きる人類もお魚を食べよう!ということですね。 ただし、もちろん、ここにも書かれているように今後しっかりと結論づけていくには、いろいろな角度からの研究が必要です。 妊娠中のお母さんの魚摂取と生まれた子の発達の関係|エコチル調査 富山ユニットセンター 子どもの健康と環境に関する全国調査 富山大学は、環境省の進める子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)のユニットセンターに選定されました。

世界海洋デーとEPA、DHA

今日は世界海洋デーということですので、雑誌Nature Foodの報告をご紹介いたします。 オメガ3脂肪酸のEPAとDHAは人の健康や脳の発達に欠かせない栄養素であり、世界におけるヒト(人間)への年間必要量は140万トン、一人当たりの日間必要量は500mgとされていますが、現状では年間42万トン、一人あたりでは日間150mgしか供給できていないようです。つまり、年間必要量では100万トン、一人当たりの日間必要量では350mgのEPA+DHAの供給が不足している深刻なギャップが存在していることになります。 このギャップはどのようにして埋めていくことができるのでしょうか? 水産養殖はEPA+DHAを消費する産業として考えられてきましたが、この報告によって水産養殖はEPA+DHA供給の貢献者であることが説明されました。発生を抑制することが可能である食料廃棄物(avoidable food waste)や必ず発生する食料廃棄物(unavoidable food waste)の削減、またそれらバイプロダクト(by-product)の魚粉・魚油製造への利用など挑戦的な課題を解決していくことがEPA+DHA供給者としての水産養殖の地位をさらに高めるためには大切とのこと。EPAやDHAを含有する代替タンパク質や代替油脂の活用を探るだけではなく、足元を見つめ直していく必要もありそうです。 報告は海洋で生み出されるEPA+DHAが漁獲物を経てヒトいたるまでの経路を整理して、バランス(収支)とともに定量化しグラフ化しています。また、各産業における魚粉、魚油の消費量や水産養殖および漁業由来のバイプロダクトの地域別発生量のグラフなどとても見やすく作られていますので、興味のある方は是非ご覧ください Systems approach to quantify the global omega-3 fatty acid cycle - Nature Food Omega-3 fatty acids are important for the human diet and for some aqua and animal feeds. This study reports a supply gap, and using quantitative systems analysis identifies...