ウナギの完全養殖に向けて in インドネシア
インドネシアでもウナギの完全養殖に向けた取り組みが進められています。農水産分野のジャイアント企業Japfa(ジャプファ)で養殖・飼料を担当するPT Suri Tani Pemuka(STP、スリ・タニ・ペムカ)が採卵、授精、ふ化に成功しました。
彼らのウナギは学名Anguilla bicolorのバイカラ種(あるいはビカーラ種)と呼ばれるもので、日本のウナギAnguilla japonicaと近縁種のとても美味しいウナギです。仔魚の飼育は短期間で終了したようですが、完全養殖に向けた大きなマイルストーンの一つを達成したと言えるでしょう。
Japfa、STPのチャレンジ・スピリッツに対してはもちろん、彼らの優れたR&D施設の設計・建築に携わり、現地の若いスタッフを指導、育ててきた日本人研究者 瀬尾重治氏の不撓不屈の努力にも拍手です。
Anguilla bicolorの自然界における産卵場に近く、動植物の生産性も桁外れに高いインドネシア:加速度をつけて研究が進むことに期待です。
コメント
コメントを投稿
コメントありがとうございます。大切に読ませていただきます。