シロザケ陸上養殖への挑戦
アニメONE PIECEのキャラクターが陸上養殖されたサーモンをご馳走に楽しんでいる新聞広告(web siteはこちら)を拝見して、ダニッシュ・サーモンやプロキシマー・シーフードとのオペレーションを活発化していかれるのだろうと思っていましたが、自社独自での陸上養殖の可能性も検討されていたのですね。実証試験の結果が楽しみです。
また、この記事では言及されていませんが、対象種としてシロザケを選定された理由にも関心がもたれます。養殖が進んでいるギンザケ、ニジマス(トラウトサーモン)、タイセイヨウサケ(アトランティックサーモン)ではなく、どうしてシロザケなのか?日本の「鮭(サケ)」を代表する種類であり、また「鮭児(けいじ)」や「時不知(ときしらず)」といった強力なブランドが既に存在しており、それを利用できることもあるのかもしれません。
既存の養殖対象種よりも淡水期間が短くてすむシロザケ。養殖用としての育種が進んでいない部分をどれほどカバーできるのか?また、生産と並行してどのように育種を進めるのか?についても注目です。
丸紅、工場跡地でシロザケ養殖へ 北海道・釧路の日本製紙 安定供給へ事業化目指す(北海道新聞) - Yahoo!ニュース
【釧路】総合商社の丸紅(東京)が、昨年9月末に閉場した釧路市の日本製紙釧路工場跡地で、シロザケの陸上養殖を検討していることが1日、関係者への取材で分かった。本年度中に同工場跡地で始める実証実験の結
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