養殖のファンダメンタル

散る火花が見えそうですが、米国に限る話でも、アトランティック・サーモンに限定される話でもなく、陸上養殖(RAS)を検討している、あるいはすでに着手や運営しているすべてのケースにとって、今回のやりとりの内容は示唆に富むものです。

養殖という事業は、どのような形態でも基本となる要素(ファンダメンタル)は同じで、RASもその例外ではありません。計画、管理、事業規模、技術といった要素が相互に連動してはじめて、収益を上げることが可能になります。

今回の対立する主張において、両者(社)のどちらが正しいといったことではなく、大切なのは、すべての要素を高い水準で一体化できるところだけが、RASでの成功を体現できるということなのだと思います。

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