希少種 シマアジ

日本における海産養殖魚の総生産量は約25万トンで、多いものから順番にブリ(10.8万トン)、マダイ(6.2万トン)、カンパチ(2.5万トン)、ギンザケ(1.7万トン)ときて、ようやくその後にシマアジ(0.4万トン)が続きます。種々の要因が複雑に絡み合っての低い生産量なのですが、一方で、そのことと、抜群の美味しさ+日本の安さとがシナジーを生み、ちょっとしたブームになっているようです。以前からなかなか手の届かない価格帯の魚でしたが、稼ぎを生むインバウンドや輸出にむけられ、価格的にも量的にも私たちにとってはますます食べる機会が少なくなる希少種(?)になりつつあるのかもしれませんね。

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