スマート養殖業へ in 東南アジア
この記事は農業に関するものですが、東南アジアで養殖ビジネスを展開し拡大を図る際にも同様のことが言えると思います。事業の集約化や高度化の流れに乗るためには相手方と協力関係を築いて信頼を得ることも非常に重要になってくるでしょう。日本からみると温暖な気候で水温の変化もさほどないと思われる東南アジアですが、精密に連続測定すると1日のなかでも2~3℃上下することも珍しくありません。pHや溶存酸素についても同じことが言えますし、水中に見えない魚やエビへはどうしても過給餌傾向になってしいます。従来の原料に依存することができなくなる飼料の分野も大きなチャレンジを迎えます。このような問題や課題に対して日本のきめ細かな質の高いサービスで生産性を上げ、確実に利益を生産者にもたらすことができるか。その方向性や技術を理解し賛同する現地のスタートアップとの協業も良い選択肢になるものと思われます。
東南アジア、スマート農業の波 クボタはアプリを本格展開 - 日本経済新聞
東南アジアで先端技術を活用した「スマート農業」が広がっている。クボタは農作業を一元管理できるアプリをタイで本格展開する。各国には小規模な農家が多く、生産体制の効率化が遅れており、IT(情報技術)化で改善を図る。日本企業が強固な地盤を築く地域だが、中国勢や現地の新興企業が攻勢をかけており、競争力の向上が大きな課題になる。「スマートフォンで農作業を記録できるのは便利だ」。タイ東北部ブリーラム県のコ
コメント
コメントを投稿
コメントありがとうございます。大切に読ませていただきます。