スマート養殖業へ in 東南アジア

この記事は農業に関するものですが、東南アジアで養殖ビジネスを展開し拡大を図る際にも同様のことが言えると思います。事業の集約化や高度化の流れに乗るためには相手方と協力関係を築いて信頼を得ることも非常に重要になってくるでしょう。日本からみると温暖な気候で水温の変化もさほどないと思われる東南アジアですが、精密に連続測定すると1日のなかでも2~3℃上下することも珍しくありません。pHや溶存酸素についても同じことが言えますし、水中に見えない魚やエビへはどうしても過給餌傾向になってしいます。従来の原料に依存することができなくなる飼料の分野も大きなチャレンジを迎えます。このような問題や課題に対して日本のきめ細かな質の高いサービスで生産性を上げ、確実に利益を生産者にもたらすことができるか。その方向性や技術を理解し賛同する現地のスタートアップとの協業も良い選択肢になるものと思われます。

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