ノルウェーからの感謝:サバ
出張帰りの羽田空港で昨日放映されていました。もう一度みたいなと思っていましたが、検索すると見つかるものですね。
「日本はノルウェー産のサバの素晴らしさを見いだしてくれました。心から感謝しております。」と言われるとなんとも変な気になりますが、それが事実なのでしょう。ノルウェー水産物審議会ホームページによると、ノルウェーからのサバの輸出量(2022年)は約34万トン(63億NOK;約880億円)であり、その62%がアジア諸国に行っていますが、日本が40%にあたる約14万トンを輸入しています。日本国内のサバの年間消費量が30万トン前後ですので、その約半分をノルウェーに頼っているということになりますね。
実は日本もサバの輸出国なのですが、皮肉にもその魚では日本の国内市場と消費者を満たせないという現実があります。それがノルウェーから感謝される理由ですし、日本国内においてサバの海面/陸上養殖の検討が活発化している原因でもあります。
ニュース
焼いても煮てもおいしいサバが、歴史的な不漁です。そんななか、脂のりが良く、大ぶりのノルウェー産のサバが注目されています。■千葉・銚子港サバ漁獲量が例年の“3割以下”もうもうと立ち上る煙の正体は、炭火焼。焼いているのは、サバです。炭火焼専門店。
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