空き部屋での陸上養殖
UR都市機構さんは空き家(部屋)の活用法として陸上養殖の可能性を検討されたいのだと思いますが、ただ単に空き家(部屋)を埋めればよいということでなければ、高密度での実証試験を行わない限り採算性について検討することは難しいでしょう。特に、映像で紹介されているような小スペースを活用するには「超」高密度の域を目指す必要があると思われます。また、比較的単価が高い生物種(高付加価値種)の可能性を検討されたいのも理解できますが、陸上養殖では単価だけでなく増肉係数(FCR)が低いものを対象とするのが基本ですし、そもそもそのような高付加価値種の陸上養殖技術は未開発である事実を考慮しなければなりません。ちょっと心配ですね。
団地の空き部屋を養殖場に活用 URが神戸市で実証実験始める|NHK 兵庫県のニュース
【NHK】人口減少などのために増えている集合住宅の空き部屋を活用しようと、UR都市機構は、神戸市の団地で、エビや魚の養殖を行う実証実験を始めました。…
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