エビの疾病と行方 in 東南アジア

EMS/AHPNDやEHPといった疾病による被害は東南アジア全体でみられますが、生産量の約8割をバナメイに依存するタイは比較的大きなインパクトを受けています。そのため、これらの疾病に耐性を持つバナメイ種苗の育種プログラムも活発に推進されており、その中では遺伝子編集によるものも検討されていると聞きますが、それと並行して、もともとこれらの疾病に強く成長や飼料効率といった点でも育種が進められているブラックタイガーへの回帰も進むと考えられています。このように改良されていくバナメイとブラックタイガーを上手に組み合わせることで東南アジアの養殖産業が安定してより活性化していけばいいですね。

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