思い出す話
ここ何年か終戦の日が近づくと必ず思い出す話があります。かなり小さな頃に聞きましたので、誰から聞いたものなのか、また、どこまで正確に内容を憶えているのか定かではありませんが、私たちの業界にも通ずるところがあると感じていました。
「日本の空挺部隊は降下後に落下傘(パラシュート)を丁寧にきっちりと折り畳んで回収していたが、米軍はばばばぁーっと、くしゃくしゃに畳んで、物凄いすごい速さで回収して次の行動に移っていた。最終的に米国が戦いを有利に進めることができたのは、あのような日米間の違いもあったからだろう。」
もちろん、全ての部隊にあてはまるものではないと思われますが、この話が伝えたいところは、「何に重きを置くか?」の差が戦況の行方に大きな影響を与えた要因の一つだったであろうということでしょう。
この投稿は先の大戦を論ずるものではありませんし、日本とアメリカだけの差に言及するのでもありませんが、これまでの自身の経験からしても、この話の含蓄するところには日本の養殖産業がその良さに新たなものを取り入れて国内外における国際競争力を身に着け発展していくための原理があるように思えるのです。私のセンスが古いだけなのかもしれませんが。。。
明後日8月15日に終戦の日を迎えるにあたり、新たに世界の平和への願いと祈りを捧げます。
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