どちらも賛成:陸上養殖と海上(海面)養殖

先週はどうしても時間が取れずお伝えできませんでしたが、前回の陸上養殖に関する投稿を読んだ方から、「陸上養殖に反対されていましたか?」というような反応をいただきました。読み返すと確かにそのようにとられても仕方がないと思うところもありますが、私は陸上養殖にポテンシャルを感じており、実際、友人・知人から彼らが進めているサーモンやエビのプロジェクトについてプラクティカルな進捗を聞くたびに「すごいね」と感じている人間です。そこにあるのは盛られた計画ではなく、儲けるためのビジネスモデル、儲けるためのテクノロジー、儲けるための生産規模、儲けるためにあきらめなかった歴史からつくられるものだからです。しかし、一方で、私は海面養殖にも大きなポテンシャルを感じており、陸上養殖のみにそれを見ているのではありません。海面養殖には陸上養殖にはない歴史があり、安定的に儲けを生み出し続けているビジネスモデルとテクノロジーに支えられており、それらは今でも進歩・発展しています。つまり、私は陸上養殖も海上(面)養殖も基本的には賛成なのです。と、言うことです。

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