ASCのパブリックコンサルテーション
ASCが既存の11魚種を統一した養殖場基準に対するパブリックコンサルテーションを実施しています。利益相反がない立場で書かせていただきますが、ASCに関係する/興味あるすべての企業、団体、個人は積極的に意見を伝えるべきです。ASCに限らずBAPなどの国際認証に対して「欧米人が勝手に作った認証」と未だに言っている方々もいますが、これらの認証は常にパブリックコンサルテーションを実施することを心がけていますし、実際にしています。欧米発ですので欧米主導で練られてきた認証であることはたしかですが、「欧米人が勝手に作った」のではなく、日本からの意見を伝えてこなかった歴史があるといったほうが正しいでしょう。2013年にWorld Aquaculture Societyのアジア鹿児島大会にあわせて初めて日本でのASC会合が開かれましたが国内からの興味はほとんどみられず、「どうして?」と思った記憶があります。その後、世界的に勢いがでてきたにもかかわらず、「日本は日本で」というガラパゴス化が推し進められたということも事実としてあります。潮流を感じず、意見も言わずに、文句を言うのはどうなのでしょう?ガラパゴス化させ、世界から日本やこれからの若い人を切り離してしまうことはどうなのでしょうか? 4月6日と7日にはwebinarで、4月21日には東京でin personとwebinarをあわせた新基準に関する説明会があります。パブリックコンサルテーションへの意見を整理するための良い機会になると思われます。
ASC養殖場基準のパブコメに関連したウェビナーと説明会のお知らせ - ASC Japan
3月1日から2か月間、既存の11魚種を統一したASC養殖場基準のパブリックコンサルテーションを実施しています。 それに伴い、基準の要件ごとに以下のスケジュールでウェビナーを実施いたします。 ウェビナーにおいては、担当者からの要件の説明に加え、質疑応答の場を設けております(通訳あり…
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