サーモン陸上養殖への参入
サーモン・トラウトの陸上養殖参入への無駄のない戦略だと思います。RASの実用技術とサステイナブル・フィッシュのブランド確保を同時に成し遂げたということでしょう。この世界での競争が益々激しくなってきそうです。コロナウィルスによる経済停滞で魚の出荷がスローダウンし、しかし給餌や環境制御などの技術的工夫を凝らして危機を乗り越えようとするRAS施設があり、また、消費地の近くに立地(陸続き)することが多いRAS施設だからこそ、今回のような緊急事態においても食料(魚)の供給を継続できているケースもあると聞きます。厳しく、でも全く新しい状況に対応でき進化したRAS技術と陸上養殖ビジネスがポスト・パンデミックでの競争で勝ち残っていくのかもしれません。
丸紅、サーモン陸上養殖に参入 デンマーク社買収
丸紅は日本水産と組んでサーモンの陸上養殖に参入する。16日、デンマークで養殖を手がけるダニッシュ・サーモンの株式の66.7%をニッスイヨーロッパと取得したと発表した。丸紅が株式の過半数を取得して子会社化した。取得額は数十億円とみられる。水産物の中でもサーモンは世界で消費が伸びており、陸上養殖による安定供給で成長市場を取り込む。ダニッシュ・サーモンはデンマークで年間1200トンのサーモンを養殖で
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