マグロの長さと重さを計測
地中海ではキャンペーンが始まっていますが、あちらの大きなマグロにも使えるとICCATの監視員はたいへん喜ぶでしょうね。そのかわりに、みんなでワイワイしながらモニタ釘付けで生簀に移すマグロを数えるといった風物詩がなくなってしまいそうですが。。。他魚種の養殖も益々大型化してきていますので、このような計測技術に対する需要は確実に増してきています。飼料(給餌量)は正確に知ることができますが、魚の体重と数を上手く把握することが難しいのが現状で、新しい技術によって経済効率を算出するためのパラメータに信頼性を付与することができれば、水産養殖ビジネスのさらなる洗練化につながるでしょう。GoogleやMicrosoftの参入もみられるこの分野、これから加速度を付けて発展していくと思われます。 養殖マグロ水揚げAIでタイミングよく 豊田通商とNEC 豊田通商は21日、養殖クロマグロのサイズや重量を人工知能(AI)で測定するシステムをNECと共同で開発したと発表した。従来は手作業で測定した後に特殊な分析が必要で全体で数日かかっていたが、新システムでは1日で正確に測れるという。適切な水揚げ時期や餌の量を短時間で決めることができるようになるとして、豊田通商の養殖拠点に導入した。水中カメラで魚群を5~10分ほど撮影し、NECが開発したAIをクラウ