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4月, 2020の投稿を表示しています

マダイのスマート給餌

 すごいパフォーマンスですね。もし機会があればレビューしてみたい素晴らしい成績です。 ウミトロン、愛媛県愛南町との2年間の研究契約を完了。スマート給餌機「UMITRON CELL」で養殖マダイの高成長を達成 ウミトロン株式会社のプレスリリース(2020年4月30日 07時00分)ウミトロン、愛媛県愛南町との2年間の研究契約を完了。スマート給餌機[UMITRON CELL]で養殖マダイの高成長を達成

養殖事業性評価:水産庁

 金融機関が養殖事業者の経営実態を評価する際のガイドラインが発表されました。水産養殖の深さについてはなかなか語り切れていないところもありますが、業界外の方には捉えにくい水産養殖という事業の内容と着目点を平易に説明しようと心がけられたものになっていると思います。養殖事業者にとっても、どのような点が融資や投資の際の検討材料として加わってくるのかを分かりやすく知ることができる資料になっているのではないでしょうか。 養殖業事業性評価の推進:水産庁

養殖場の海賊対策

現代の海賊対策、進化してますね。水中はどうなっているのでしょうか。潜ってやってくる場合があり、実際そのパターンでやられた経験がありますので要注意です。。 ICT活用した防犯監視システム  養殖魚を窃盗被害から守ろうと愛媛県愛南町の福浦・船越両地区の養殖業者が情報通信技術(ICT)を活用した防犯監視システムを導入している。福浦湾の養殖施設や周辺海域のレーダー情報や動画を手元のスマートフ……

サーモン陸上養殖への参入

 サーモン・トラウトの陸上養殖参入への無駄のない戦略だと思います。RASの実用技術とサステイナブル・フィッシュのブランド確保を同時に成し遂げたということでしょう。この世界での競争が益々激しくなってきそうです。コロナウィルスによる経済停滞で魚の出荷がスローダウンし、しかし給餌や環境制御などの技術的工夫を凝らして危機を乗り越えようとするRAS施設があり、また、消費地の近くに立地(陸続き)することが多いRAS施設だからこそ、今回のような緊急事態においても食料(魚)の供給を継続できているケースもあると聞きます。厳しく、でも全く新しい状況に対応でき進化したRAS技術と陸上養殖ビジネスがポスト・パンデミックでの競争で勝ち残っていくのかもしれません。 丸紅、サーモン陸上養殖に参入 デンマーク社買収 丸紅は日本水産と組んでサーモンの陸上養殖に参入する。16日、デンマークで養殖を手がけるダニッシュ・サーモンの株式の66.7%をニッスイヨーロッパと取得したと発表した。丸紅が株式の過半数を取得して子会社化した。取得額は数十億円とみられる。水産物の中でもサーモンは世界で消費が伸びており、陸上養殖による安定供給で成長市場を取り込む。ダニッシュ・サーモンはデンマークで年間1200トンのサーモンを養殖で

コロナ公的支援

 私が入会しているフリーランス協会の平田氏による公的支援のまとめです。今回のコロナウィルス・スプレッドによって、私の仕事もかなりの制限・影響を受けております。海外関連の現場での仕事についてはてきめんで、行きたくてもいけないし、先方においては呼びたくても呼べないしで、もう数件キャンセルになりました。事態の推移によるものの、夏以降に予定されていた現地での仕事もおそらく多くがキャンセルになるでしょう。めげることなく前を向き、パソコン、オンライン会議フル活用のリモートワークで頑張っておりますが、予算達成にはほど遠いですので、公的支援はウェルカムであります。ただ、自営、フリーランスといっても形態、業種はさまざまですので、どの支援に対して申請できるのか?そもそも申請できるのか?など複雑・難解であろう申請のための条件や方法を読み解く必要があるでしょう。ですので、このようなまとめ記事はとても助けになります。ありがとうございます。 フリーランス・自営業者なら絶対知っておきたいコロナショック支援策 総まとめ パンデミックといえば、ペストやコロナのように歴史の教科書に出てくる昔話だと思っていた。つい2カ月前までは。それが今や、得体の知れないウイルスが世界...

養殖水産物の国際認証:いろいろあるのはどうして?

イトーヨーカ堂さんがMELを取得という記事ですね。先月では西友さんがBAP取得製品の取り扱い開始という記事があり、水産養殖認証を取り巻く環境も賑やか(?)になってきました。 イトーヨーカ堂さん、西友さんはMELあるいはBAPだけでなく、ASC認証製品も取り扱われています。このように、同一の事業者・事業体が複数の水産養殖認証に関わっていることも今や珍しいことではありません。今月初めにはマルキンさんが養殖でMELを取得してさらにASCの取得も目指すという報道もありましたね。どれもGSSIに承認された水産養殖認証スキームですので、どうして複数の認証を持つ必要があるの?と不思議に感じられると思われますが、それぞれで内容・基準・ハードルの高さやインフルエンサーが異なっており、それが故に、ビジネスパートナーやターゲット、また、それが国内か海外(アジアか、欧州か、米国か?など)かによって、切るカードを選ぶ必要があるからです。 どの認証を取るにも、また再審査を受けるにも手間とコストがかかりますが、その程度は認証によって異なるのが事実です。かといって、そこにプライオリティーをおいて認証を選択してしまうと、後にその認証は何の役にも立たないといったことになってしまいます。大切なのは現在と将来のビジネスにとって、どの認証がベストチョイスなのか、あるいは複数の認証が必要なのか、また、そもそも認証は必要なのかなどについて見極めるということにつきます。 先月末にはGSSIの水産認証の承認方法や再審査の基準を厳格化するというニュースがありました。労働者の人権などに重点を置くというアナウンスになっていますが、他の中身についても承認の基準が厳しくなると予想されています。このような世界の動きへもアンテナを張って水産養殖認証への対応を決めていくことも大切です。 イトーヨーカ堂が水産エコラベル『MEL認証』取得 155店舗で発売 イトーヨーカ堂(東京都千代田区)は4月10日、日本の大手小売業として初めて、環境に配慮し漁獲・養殖された水産物の認証制度「MEL認証」を取得したと発表した。まずは同社のオリジナルブランド商品「顔が見えるお魚。」合計4魚種(ぶり、かんぱち、真鯛、平目)に「MELマーク」を付与し、4月13日から全国155店舗のイトーヨーカドーで発売した。

美味しいものは美味しい

 天然でも、養殖でも、美味しいものは美味しいということ。今の難しい時期を乗り越えて、またお寿司屋さんでお魚を楽しみましょう。 銀座の寿司屋でも怒られない!「サーモン」注文がOKになった理由(川本 大吾) @gendai_biz 最近は日本の新たな台所である豊洲市場や銀座の寿司屋などにもじわり浸透。サーモン人気がついに不動のものとなりつつある――。

販路拡大 in コロナ

 コロナウィルスの影響で中食や内食が拡大し、販売量が伸びている食品もあるとは聞きますが、苦戦しているところが多いのも事実でしょう。オリンピック延期の影響もあり、生産量と出荷量をどのように制御していくのかについても、各業界で悩んでいるところだと思います。そのようななかで新潟のスーパーさんが、養殖魚の過剰在庫・次の養殖開始にいけすを空けたいという業界からの要望をうけ、養殖魚の販売を支援されているようです。掲載されている動画には、鹿児島産のブリとマダイのパッケージが映ってますね。近頃はなかなか気軽に手を出せない金額で養殖魚の小売価格が推移しており、消費者の養殖魚離れがウィルス騒動も相まって進むのではと心配していましたが、このような取り組みが全国に広がり、逆境のなかでも三方よしのビジネスにつながっていけばと願っております。 https://news.yahoo.co.jp/articles/6a9d10df35adfeedde23c87ebee0354497b501a1 (リンク切れしているようですが残しておきます)